世界日報 Web版

「冴返りつゝ雨降る日風吹く日」(星野立子)…


 「冴返りつゝ雨降る日風吹く日」(星野立子)。テレビでよく見るのがニュースと気象情報。特に朝は出掛けなければならないので、天気予報は欠かせない。雨が降るのか降らないのか、傘を用意した方がいいのかどうか判断するためだ。

 先日のニュースでは、世界的な規模で気象異常が起こっていることが報じられていた。北半球は記録的な低温で、米国では各地でマイナス20度からマイナス10度という寒さ。一方、南半球は酷暑で、オーストラリアのアデレードでは49・5度を記録したという。

 日本でも、北海道では9日からの3連休でマイナス30度を下回ったとの報道もあった。気流子の住む東京も、暖かくなったり冷え込んだりと、日々気温が変化するので、厚着をするか、マフラーを首に巻くかなど悩むことが多い。

 その判断材料となる体感温度も室内と戸外とでは違うため、外に出てから失敗したと思うことがある。空気が乾いているので、インフルエンザにもなりやすい。マスクも必需品だ。

 最近では、赤やピンク、青、黒などカラフルなマスクを見掛けるが、どこか奇妙な感じがする。気流子が旧世代の人間だからかもしれない。皆同じような様子でないと不安を感じてしまうのである。

 ちなみに、俳句の季語「冴(さえ)返る」は「少し暖かくなりかけたと思う間もなく、また寒さがぶり返して来ることをいう」(稲畑汀子編『ホトトギス新歳時記』)。同じような意味の季語に「凍返(いてかえ)る」がある。