世界日報 Web版

住んでいる都下西部の小学校の地区協議会が…


 住んでいる都下西部の小学校の地区協議会が主催する防災訓練に初めて参加した。週末の土曜日はあいにくの小雨にたたられ、体育館内だけの行事となったが「災害は天気を選ばない。雨の日にやって来るかもしれないので、いざというときのためにしっかり備えてください」という主催者あいさつが心に響いた。

 今年は災害が続く。6月中旬の大阪北部地震、岡山県倉敷市などに大被害をもたらした7月の記録的な西日本豪雨。7~8月のこれまた記録的な猛暑・炎暑で終わらない。

 今月4日に四国・近畿を縦断した台風21号の猛烈な風雨は、関西国際空港の滑走路が冠水するなど空港機能と関連インフラをマヒさせた。

 その回復もままならない6日未明に、北海道胆振(いぶり)地方を襲った震度7の大地震では全道停電(ブラックアウト)に陥り、ガス、水道などライフラインも寸断された。死者36人など甚大な被害が出た厚真町では今も多くの人が、不自由な避難所生活を余儀なくされている。

 何とまがまがしい年かと思うが、嘆いていても始まらない。今後の災害は何としても減災していきたい。防災訓練では消防署員がロープの結び方、包帯法、自動体外式除細動器(AED)による応急訓練、毛布による簡易担架の救出訓練などの手ほどきをした。

 いざというときに、この一つでも覚えておけば役立ちそうで、親子連れの子供たちの方が熱心に見詰めていた。今や今月1日だけが防災の日ではないのだ。