建国時から延々続く移民論争


ジョージ・ウィル

米コラムニスト ジョージ・ウィル

 1970年、第1回合衆国議会の中の誰よりも、その時代の誰よりも賢明で優れた知性を持っていたジェームズ・マディソンが、下院で移民問題について演説した。「あらゆる手を尽くして、世界の優秀な人材がここに来て、私たちとともに定住したくなるようにすべきであることは言うまでもない」。現在の第115回議会でも恐らく、米国の初期の頃から延々と議論され続けてきたこの問題が話し合われる。マディソンはその最初だ。それ以来、ここに来るべき優秀な人材をどのような基準で選ぶべきかが話し合われてきた。


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