核戦力の増強進めるロシア


ビル・ガーツ

 米当局者は、ロシアの増強の動きは警戒すべきであり、10年の新戦略兵器削減条約(新START)、1987年の中距離核戦力(INF)全廃条約など、核戦力を制限する条約を破ろうとしていると指摘した。ロシアは実際に、禁止された地上発射巡航ミサイルの試験発射を行いINF条約に違反している。

 さらに、ロシアは、通常戦力と核戦力を混合させることを計画していると分析されており、そうなれば米国による抑止力としての核の使用は困難になる。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ