沿海州へ日本企業誘う


地球だより

 8月から極東ロシア(5州)を訪問する日本人への観光ビザが、インターネット申請できるよう簡素化された。9月6日からウラジオストクで始まる東方経済フォーラムに合わせ、6月に連邦下院で法案が可決された。極東ロシアへの観光客呼び込みやビジネス誘致を目標としている。

 これを機に極東アジアの国々、特に日本や韓国の企業を沿海州に誘致しようということだ。同時に、ロシアは日本企業を呼び込むため、すでにビザなし交流を行っている韓国を上手く利用して、親密な関係をアピールし、日本企業を誘っている。

 私のウラジオストクに住むロシアの友人も、ビザなし交流で韓国をよく訪問するが、日本企業ももっと来て欲しいと思っている。

 彼は日本のウオシュレット文化やエコというコンセプト、節電・改善文化を見習いたい。

 彼が言うには、日本では室内冷房温度が一定の快適温度を、自動で省エネで保っているが、韓国の冷房システムは、自己調整すなわち冷房しながら窓を開けて温度調節を微妙にしなければならないとか。彼らの指摘に驚いた。

 ただ、ロシアの夏に欠かせないのは、エアコンよりもスイカだ。食べると涼しくなると言う。

 残念ながら極東ロシアのスイカは、中央アジア産のものよりも小ぶりで甘みが少ない。最近はほとんどの物が中国産だ。私が塩をかけて食べようとすると、それはロシア人には無理だと言われた。

 彼らは日本を見習いたいと言っても、“スシ”文化のように自分流の文化に変えていくのだろう。

(N)