後方装備にも関心を


 防衛省は2017年度予算の概算要求で、防衛費を前年度当初よりも増やし、5兆168億円を計上する方針だ。今年度予算より2・3%増の予算要求額となっている。

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)など離島防衛を念頭に、2035年度配備を目指した新型地対艦ミサイルの研究開発費や、ミサイル防衛を強化するとして1050億円がパトリオットミサイル取得費などに充てられる。

 第2次安倍政権が発足し、2013年度に11年ぶりに防衛費が増額されると、毎年増え続け、正面装備の充実が図られてきた。


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