陳腐なオバマ氏の一般教書


Charles Krauthammer

見るべき成果ない外交

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー

 【ワシントン】オバマ大統領の12日夜の議会での演説は、国家の現状というよりも、大統領職の現状について物語るものだった。

 知的消耗の兆候があちこちに見られる。3点だけ取り上げて検討してみよう。シリアで成功し、国外での米国の地位を高め、「イスラム国」(IS)に対して優位に立っていると訴えたが、その後、すでに陳腐化した点に言及し、「正義を実行するという米国の約束に疑念を持つなら、ウサマ・ビンラディンに聞けばいい」と語った。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ