健全野党と安保強化


 日本共産党(以下・共産党)の志位和夫委員長が来年夏の参議院選挙に向け、野党共闘を積極的に推進しようとしている。志位氏は安全保障関連法制(以下・安保法制)の廃止に向け、「国民連合政府」構想をぶち上げた。そして、来年夏の参院選では独自候補擁立にこだわらず、民主党などと統一戦線を張り、安倍晋三政権を退陣に追い込む構えだ。

 果たして志位氏の目論み通りに事が運ぶのだろうか。民主党の岡田克也代表も、当初は志位氏の提案に前向きな姿勢を示していたが、党首会談後は慎重な姿勢に転じた。


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