変貌する自衛隊と報道


 防衛省は先月30日、平成25年度の災害派遣実績を発表した。出動件数は、前年度比34件増の554件で、ここ数年ほほ横ばいとなっている。

 しかし、派遣規模は昨年10月の台風26号による伊豆大島土砂災害で「伊豆大島統合任務部隊(JTF―椿)」を編成したことで、東日本大震災を除く過去5年間で最多の8万9049人と大幅に増加した。今年2月の豪雪でも、宮城、福島、群馬、埼玉、東京、山梨、静岡、長野の1都7県に延べ約5060人が派遣された(自衛隊の専門紙・朝雲新聞7月17日付)。


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