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ダイジェスト版世界日報

2007年 臨時増刊号
沖縄戦「集団自決」から62年 真実の攻防

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 ⇒沖縄戦「集団自決」から62年 真実の攻防

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 沖縄戦で起きた「集団自決」の真相をめぐって激しい攻防戦が、法廷内外で展開されている。62年前の沖縄の離島、しかも精神的極限状態の中で発生した一瞬の出来事について、果たして今、揺るぎない一つの事実にたどり着くことなどできるだろうか。「真理はあなたたちを自由にする」(新約聖書ヨハネ福音書8章32節)。この聖句のように、真実が明かされれば、憎悪に満ちた激論にもピリオドは打たれ、当事者の心にも平安や慰め、諦観(ていかん)が訪れるかもしれない。だが、どこにも神のごとき立場で事件の全貌(ぜんぼう)を見聞きし、証言できる人はいない。それでもなお多くの“沈黙と封印”を解き、事実に近づく取材の旅に出た。
(編集委員・鴨野 守)

  1. 「ナイチンゲール」の虚実(上)/戦場での性描写、友軍による銃殺、終戦ドラマに失望と怒り
  2. 「ナイチンゲール」の虚実(下)/敵の砲弾から看護婦かばう、踏みにじられた遺族の誇り
  3. 「日本の名誉」懸けた裁判/原告負ければ、勢いづく左翼
  4. 居住地域で初の地上戦/米軍が放った銃・砲弾3800万発
  5. 米軍上陸を前にして玉砕覚悟/手榴弾、かま、くわで集団自決
  6. 「集団自決、軍が命令」/沖縄タイムス「鉄の暴風」が最初
  7. 氾濫する「軍命令による自決」/村史にも登場、「定説」に
  8. 「軍命裏付ける証言得られず」/曽野氏、疑問抱き丹念に関係者取材
  9. 「隊長、慰安婦とともに不明死」/偏見に満ちた虚偽の記述
  10. 「鉄の暴風」誕生の背景/「米国の人類愛」を絶賛
  11. 「軍人より住民の証言重視」/「鉄の暴風」の筆者、太田氏が反論
  12. 「素人のたわごと言うな」/曽野氏、太田氏に痛烈な反撃
  13. 「軍命」削除や絶版も/「沖縄ノート」 提訴後も修正せず増刷
  14. 「住民殺すため、銃を」/赤松隊長「そんな武器はない」
  15. 渡嘉敷島民の証言 (上)−軍の命令に言及なし
  16. 渡嘉敷島民の証言 (中)−「自決と部隊は無関係」
  17. 渡嘉敷島民の証言 (下)−「早まったことをしてくれた」赤松氏、自決の報に驚く
  18. 『赤松氏は立派な人』−生存の金城氏、「軍命」否定
  19. 「60年ぶり、心晴れる」梅澤裕元隊長 万感の思い
  20. 教科書記述修正の衝撃(上)−原告の主張重んじ「軍命」削除
  21. 教科書記述修正の衝撃(下)−原告らの苦渋 顧みず
  22. 新聞はどう報じたのか(上)−戦意高揚させた「紙爆弾」
  23. 新聞はどう報じたのか(下)−恐怖与えた尼港・通州事件
  24. 封印された米軍の暴行−米の作家「1万人以上が被害」
  25. 凄絶極めたサイパン−米兵、婦女子らに残虐行為
  26. 「軍の食糧、村民に与えた赤松氏」 比嘉元巡査「地元紙一度も取材ない」
  27. 地元紙、米公文書に「軍命」と報道 「なかった証拠に他ならず」と原告
  28. 飛び出した証言(上)−あふれる反日報道・平和教育、国歌歌わぬ教師に落胆
  29. 飛び出した証言(中)−「軍命令ならば年金支給可能」村長、赤松氏に事情話し懇願
  30. 飛び出した証言(下)−被告、人事記録から「信用できず」 辞令書を示し、照屋氏反論4
  31. 兵事主任が手榴弾を配布 「自決強要」の物的証拠、と被告側
  32. 住民の治療を命じた赤松氏 原告側、「手榴弾交付命令説」は詭弁
  33. 島民、赤松氏を信頼・尊敬 島民、赤松氏を信頼・尊敬
  34. 消えた「隊長命令」(1) 生き残った宮城初枝さん証言 「老人子供は玉砕すべし」
  35. 消えた「隊長命令」(2) 「助役から発せられた『命令』」宮城さん、33回忌に娘に告白
  36. 消えた「隊長命令」(3) 自決から35年目、初枝さん謝罪 梅澤氏、感極まり男泣き
  37. 消えた「隊長命令」(4) 助役の弟が詫び状/神戸新聞、梅澤氏の「無実」報道
  38. 「梅澤氏を恨む村民いない」 戦争の証言集める宮里芳和氏
  39. 復興を第一義として自制−梅澤氏手記/沖縄よ、虚構を払拭し真の発展を
  40. 増える「隊長命令」削除本/37年ぶり復刻、山川泰邦氏の著書
  41. 増える集団自決の被害者数/背後に潜む「善意」と「悪意」
  42. 戦前教育は「悪」だったのか?!/見事な武士道体現した人々
  43. 敵が称賛、日本兵の士気の高さ/戦闘放棄した米兵が2万6211人も
  44. 「県が2人にお礼とお詫びを」/中国戦線体験した吉武氏「命令あり得ぬ」
  45. 「証言」に偏る戦争報道/メディアは「えり好み」自制を
  46. 「自決命令」疑わぬメディア、議員/冷静に“証拠”再検証を
  47. 作家・大江健三郎氏の言葉(上) 磨き上げこそ文学の仕事」/「沖縄ノート」35年以上、改訂せず
  48. 作家・大江健三郎氏の言葉(下) 「幾度も書き直し文学的幸福を」/今こそ行動で示す時
  49. 民族の“生命”守った戦い 今日の平和・繁栄の「根」
  50. 「日本軍の残虐」、メディアが発端 真実追究もメディアの使命

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