2005年度「日本文芸アカデミー賞」ゴールド賞を受賞

大賞に「いのちの哲学詩」

 NPO法人「日本アカデミー協会」(古川のぼる理事長)はこのほど、五十歳以上の著者を対象とする「日本文芸アカデミー賞」の大賞を、「いのちの哲学詩」を書いた日野原重明氏(94)と、「告白」の著者チャールズ・R・ジェンキンス氏(65)の二人に贈ると発表した。

 「いのちの哲学詩」は医師である著者が「愛」をテーマにつづった詩作で、「愛する者を喪(うしな)った孤独な友へ希望を与えている」ことなどが評価された。

 「告白」は北朝鮮で拉致被害者の曽我ひとみさんと結婚し、日本に来た著者が、波乱に満ちた人生を記した回想記。受賞理由は「読む者に感動を与えた」「闇の中にあった北朝鮮の国内事情を明らかにした」点など。

 同賞のゴールド賞には「マコちゃんのひとりごと―ダウン症児の澄んだ人生」(共著)の三浦俊雄・岡田三矢子両氏、「つい口ずさみたくなる金言名句」を書いた世界日報サンデー編集長の岩田均氏らが、また、無名の新人に贈られる「日本文芸ミネルヴァ賞」には「六つの瞳の光の中で」ののがみふみよ氏らが選ばれた。


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