山崎洋介

トランプ氏再選で日本に提起 禍根残す家庭連合解散請求 前米国際宗教自由大使 サム・ブラウンバック氏

トランプ前米政権で国際宗教自由大使を務めたサム・ブラウンバック氏はこのほど、世界日報の単独インタビューに応じ、日本政府が昨年10月に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の解散命令請求を出したことについて、「今後の日本に禍根を残す」として、こうした動きが他の宗教団体にも及ぶ可能性があると指摘した。また、11月の米大統領選でトランプ前大統領が勝利すれば、この問題について米政府が「重要な懸念事項」として日本政府に提起するなど、対応に乗り出すとの見通しを語った。(聞き手=ワシントン・山崎洋介)

元米高官ら「容認できず」日本政府の旧統一教会解散請求 国際宗教自由サミット 米ワシントン

世界における宗教の自由を促進することを目指す「国際宗教自由(IRF)サミット」の2日目が1月31日、首都ワシントンで開かれ、元米政府高官や学者たちから昨年10月に日本政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し解散命令請求を行ったことに厳しい批判が相次いだ。

信教の自由は「人権の根幹」 国際宗教自由サミット 米ワシントン

世界における宗教の自由を促進することを目指す「国際宗教自由(IRF)サミット」が米首都ワシントンで1月30日から2日間の日程で始まり、政府高官や政治家、宗教指導者、人権活動家らが参加した。

トランプ氏 指名争い連勝 米大統領選2024  ヘイリー氏は撤退否定

米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選が23日投開票され、トランプ前大統領(77)が、ヘイリー元国連大使(52)との一騎打ちを制した。トランプ氏は、初戦の中西部アイオワ州に続く連勝で、指名獲得に大きく近づいた。

トランプ氏訴追の検事に疑惑 愛人を特別検察官に任命か 揺らぐ裁判の正当性

トランプ前米大統領に対する刑事訴訟を担当するジョージア州フルトン地区検察のファニ・ウィリス検事長が、特別検察官に自らのボーイフレンドを選んだ疑惑が浮上している。不適切な関係により個人的な利益を得ていたとされており、これが事実であれば、訴訟にも打撃を与えることになりそうだ。

中絶反対訴えデモ 雪の中、数万人が参加 米首都

妊娠中絶反対派による大規模デモ集会「マーチ・フォー・ライフ」が19日、米首都ワシントンで行われた。雪が降る氷点下の気温の中、数万人の参加者が中絶への規制強化を訴え、市内中心部を行進した。

共和アイオワ党員集会 トランプ氏 初戦で圧勝 2位争いはデサンティス氏

11月5日の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いの初戦となるアイオワ州党員集会が15日、州内各地で一斉に行われ、トランプ前大統領(77)が大差で勝利した。2位には、デサンティス・フロリダ州知事(45)、ヘイリー元国連大使(51)は僅差で3位だった。

共和候補選び きょう幕開け アイオワ州で党員集会

11月の米大統領選に向けた共和党の指名候補争いが15日、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開ける。トランプ前大統領(77)が1位を確保する見通しが高まる中、ヘイリー元国連大使(51)とデサンティス・フロリダ州知事(45)の2位争いが焦点となる。大寒波の影響で、「歴史的に寒い党員集会」(米メディア)になることも予想されており、参加者数への影響も注目される。

米英軍 フーシ派拠点を攻撃 イエメン 紅海の商船攻撃に報復

米英両軍は11日、イエメンの反政府勢力フーシ派の拠点に対して攻撃を行った。紅海を航行する船舶への攻撃を繰り返すフーシ派への報復措置。一方、フーシ派は反撃を警告しており、パレスチナ自治区カザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスが抗戦する中、中東情勢はさらに緊張が高まることが予想される。

米大統領選 露骨な「トランプ排除」 民主党の「禁じ手」裏目に  選挙イヤー2024 民主主義陣営の危機(1)

今年は米大統領選、わが国の自民党総裁選はじめ、韓国総選挙、台湾総統選などが行われる。独裁的な政治体制の中国、ロシア、北朝鮮と対峙(たいじ)し結束を示す民主主義陣営だが、不安定化の要素をはらむ各選挙を展望する。

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