山崎洋介

中国バイオ企業を警戒 米議会 取引制限や「切り離し」加速

米議会で国家安全保障上の懸念から、中国共産党と関係の深いバイオ企業と米連邦政府との取引を制限する「バイオセキュア」法案が推進されている。これまで法案に反対してきた米医療業界団体も支持に転じるなど、勢いを得ている。

選挙不正対策 身分証提示巡り党派対立 【連載】ゆがむ民主主義―異例の米大統領選(6)

民主主義社会において、不可欠となる公正な選挙制度。本来は党派を超えた課題であるべきだが、米国では民主・共和両党がこの問題を巡り対立している。

米下院 TikTok禁止法案可決 安全保障上の懸念高まる

米議会下院は13日、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の禁止を可能にする法案を可決した。中国による米国の情報入手や世論操作など、安全保障上の懸念が広がる中、民主・共和の党派を超えて支持が集まった。

検事の愛人スキャンダル 失墜する刑事裁判の信頼性 【連載】ゆがむ民主主義―異例の米大統領選 (4)

トランプ前米大統領を追及する検察側の不適切な行為が疑われている。トランプ氏が2020年大統領選で敗北した南部ジョージア州の結果を覆そうとしたとして訴えられた刑事訴訟では、思いがけず浮上した疑惑によって、攻守が入れ替わる異例の展開となった。

議会乱入事件の「真実」 「反乱」と誇張し政治利用 【連載】ゆがむ民主主義―異例の米大統領選(2)

「私の前任者たちは、1月6日の真実を葬り去ろうとしている」バイデン米大統領は7日、再選に向けた、論戦の事実上の幕開けとなった一般教書演説で、3年前に起きたトランプ前大統領の支持者による連邦議事堂乱入事件について、怒気を含んだ声で激しく非難した。関与したトランプ支持者たちを「反乱者」と呼び、事件を「南北戦争以来の民主主義への脅威」と断じた。

一般教書演説 トランプ氏との対決前面に バイデン氏「民主主義の脅威」強調

バイデン米大統領は7日夜(日本時間8日)、連邦議会の上下院合同会議で一般教書演説を行った。11月の大統領選で再選を目指す中、共和党の候補者指名を確実にしたトランプ前大統領への対決姿勢を鮮明にした。

トランプ氏指名確実 米スーパーチューズデー14勝1敗

11月の米大統領選に向けた民主、共和両党候補の指名争いで5日、16州・地域で予備選と党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党は独走中のトランプ前大統領(77)が圧勝し、指名獲得を決定付けた。これを受け、ヘイリー元国連大使(52)は撤退を表明し、トランプ氏と現職バイデン大統領(81)とが再対決することが濃厚な本選挙に向けた動きが本格化する。

トランプ氏の立候補認める 米連邦最高裁 コロラド州の判断覆す

米最高裁判所は4日、トランプ前大統領に大統領選挙への立候補資格がないとした西部コロラド州の判断を覆した。同州を含む15の州で投票が集中するスーパーチューズデーを前に、トランプ氏にとって大きな追い風となった。

“内向き”促す米国境問題【連載】ウクライナ侵攻2年―試練の欧州

「ウクライナを支援したい気持ちはある。ただ、これまでひたすら援助を与え続けるだけで、説明責任が果たされていない。これでは洗面台の蛇口を開けっ放しにしているようなものだ」

トランプ氏が5連勝 共和党予備選 ヘイリー氏の地元で圧勝

11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いは、第5戦の南部サウスカロライナ州予備選が24日投開票され、トランプ前大統領(77)が対抗馬のヘイリー元国連大使(52)氏に大差をつけて勝利した。初戦のアイオワ州から5連勝となり、指名獲得に大きく近づいた。地元の州で敗れたヘイリー氏は選挙戦の継続を表明したが、今後、撤退圧力が強まることも予想される。

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