床井 明男

経産省の次世代国産旅客機開発戦略に前向きな姿勢示す産経と日経

経済産業省がこのほど航空機産業戦略の改定案を示し、次世代の国産旅客機について、2035年以降の事業化を官民連携で目指すとした工程表を盛り込んだ。

「異次元緩和」転換に高評価の保守系紙、慎重な朝日、独自視点の本紙

20日付読売「経済好循環への環境が整った/利上げの影響には目配りが要る」、朝日「物価安定実現への責務確認を」、毎日「国・企業はぬるま湯脱却を」、日経「『異次元緩和』脱却を成長の好機に」、産経「脱停滞への重要な一歩だ/『金利ある世界』の対応万全に」、東京「暮らし優先の舵取りを」、22日付本紙「もっと早くにできなかったか」――。

株価最高値更新で面目躍如の日経も34年もかかった理由の言及なし

東京株式市場で日経平均株価が先月22日に、34年2カ月ぶりに史上最高値を更新。今月4日には終値が市場初めて4万円の大台を突破した。

国内半導体産業の底上げ力説する産経、政府丸抱えを危惧する朝日

最近の国内半導体産業を巡る動きから、産経と朝日が好対照の論評を社説で載せた。8日付産経「TSMC第2工場/技術力と人材の底上げを」と11日付朝日「半導体『復権』/政府丸抱えでいいのか」である。

【記者の視点】23区新築マンション平均1億円超東京株式も史上最高値更新か  

わが家の桜はもう満開を過ぎて、花びらが落ち始めている。嘘(うそ)ではない。ベランダに置いていた鉢植えの河津桜を部屋に入れることになり、1月8日にリビングの窓際に置くと蕾(つぼみ)が色づき始め、23日には開花してしまったのである。

SLIM月面着陸成功に高評価もネガティブな印象残した読売社説

21日付読売「課題も残した世界的快挙」、朝日「競争と協調の両輪で」、日経「完璧な月着陸の成功目指し技術を磨け」、23日付産経「必要とされる技術確立を」、本紙「国民勇気づける月面着陸成功」――。

24年度予算案に「水膨れ」批判大合唱の各紙に足りぬ成長重視の視点

新年経済がスタートした。今年もどんな展開になるのかを念頭に、各紙の経済論調をウオッチしていきたい。今回は昨年末に決まり、新年経済の行方に少なからぬ影響を与える2024年度政府予算案に対する各紙の論評をみたい。

競争力強化へNTT法廃止を急く日経、公正競争で慎重な産経、本紙

5日付産経「公正な競争環境が前提だ」、8日付読売「通信分野の競争力高めるには」、9日付日経「NTT法廃止を見据えた環境整備を早く」、本紙「『廃止ありき』の姿勢は疑問」

物価高のマイナス成長に賃上げ・投資増求めるも円安阻止言わぬ各紙

16日付日経「企業の賃上げと投資増の機運を絶やすな」、17日付読売「内需拡大へ企業は利益還元を」、産経「民間主導で内需牽引せよ」、18日付毎日「暮らし底上げする政策を」、20日付本紙「物価高対策で内需の回復図れ」―。

首相の「所得税減税」に各紙「意義、効果、整合性に疑問」と批判の嵐

先月24日付産経「安全保障をもっと語れ/所得減税の必然性がみえぬ」、東京「一貫性も整合性も欠く」、25日付読売「意義も効果も疑問が拭えない」、朝日「国会論戦 形骸化許せぬ」、毎日「矛盾だらけの人気取り策」、26日付日経「野党の経済論議にも一理ある」、27日付本紙「所得減税の整合性見えず」―。

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