増 記代司

旧統一教会 朝日は文科相に「疑問符」事態を不透明にした政府と新聞の責任 

世界平和統一家庭連合(以下、教団)について論じた朝日10日付社説には驚かされた。これまで教団解散へ政府の尻を叩(たた)き続けてきたが、ここにきて「教団への過料 大臣の説明が不可欠だ」と“クレーム”を付けていたからだ。

関東大震災で新聞に踊った虚報を棚上げして朝鮮人虐殺を論じる毎日

関東大震災から100年を経て一部新聞は異様なまでに「朝鮮人虐殺」を取り上げ、政府追及の材料に仕立て上げようとしている。慰安婦や徴用工に続く新たな賠償問題へと発展させ、日韓関係を悪化させたいのか、それとも「朝鮮人虐殺」を日本人拉致問題と同列に置いて相殺を狙う北朝鮮に同調しようというのか。何とも怪しげな論調が見受けられる。

処理水放出 中国の反日に便乗、風評被害掻き立てる朝日

朝日の1面コラム「天声人語」(27日付)には呆れてしまった。ネット版に「『寄り添う』という欺瞞」とのタイトルが付けられていたからだ。何かと言うと、福島第1原発(福島第一原子力発電所)の処理水の海洋放出についてだ。

二枚舌を駆使して処理水を「汚染水」と誤解させるリベラル紙と共産党

東京電力福島第1原発から生じる処理水が近く、海洋放出される見通しだ。これに対して反原発派は処理水を「汚染水」と呼んで国民の不安を煽(あお)っている。

独裁者をほくそ笑ませる「8月ジャーナリズム」を展開する朝日、毎日

新聞の戦争に関する報道は毎年、広島と長崎の原爆の日の少し前から増え始め、8月を過ぎると極端に減る。これをメディアへの批判や皮肉を込めて「8月ジャーナリズム」と呼ばれる。毎日7月26日付「論点」は識者にその功罪を語らせていた。

朝日コラムの中でも異色を放つベテラン記者 過去には虚偽記事も

朝日のオピニオン面に「多事奏論」と題するコラム欄がある。デジタル版には「専門分野の異なる8人のベテラン記者がさまざまな事象をテーマに多彩なコラムを奏でます」とある。中でも“異色”を放っているのは、編集委員の高橋純子氏である。

「戦後最大の試練の時」と防衛白書 「朝日新聞」詳報はせず、批判だけは声高に

新聞は情報過多社会の中にあって、情報を正しく伝え、かつ「社会の木鐸(ぼくたく)」としての役割を果たす―。日本新聞協会は今日的な新聞の使命をしばしばこう語る。

辺野古移設工事に反対する「朝日」お涙頂戴の非科学的な自然保護論

ジュゴンとサンゴが絶好の「お涙頂戴」の材料にされている。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡って朝日紙面にしばしば登場するのが海洋哺乳類ジュゴンと刺胞(しほう)動物サンゴである。

朝日と共産党の異様な共闘を浮かび上がらせる二つの「つぶし報道」

先週、本欄で「安倍氏銃撃事件後、テロを許さないと発せず『死んでいた』メディア」と題し、その報道姿勢が北朝鮮による日本人拉致報道と通底していると書いた。共通しているのは「死んでいた」という受け身でなく能動的な動きだ。

安倍元首相銃撃事件後、メディアは「死んでいた」

メディアは死んでいた―。北朝鮮による日本人拉致報道はこう呼ばれる。1980年に産経の阿部雅美記者が「アベック蒸発事件」をスクープしたが、他紙は報じず、北朝鮮のスパイ活動を容認した。

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